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子猫の涙

実在のボクサー、森岡栄治の波乱の生涯を描く

メキシコ・オリンピックでボクシング・バンタム級の銅メダリスト・森岡栄治は、鳴り物入りでプロに転向したが、網膜はく離によって1975年に引退。その後、夜の世界で仕事をしていたが、ヤクザの親分が世話をしてくれたボクシング・ジムの会長を務めることになる。だが、だらしない性格はそのまま。嫌気がさした妻・和江は、森岡と娘の治子と弟を残して家出をする。やがて、森岡の愛人になったホステスの裕子が家にやってきた…。
 POINT
ボクシングが人気を誇った1960年代に実在したボクサー・森岡栄治。オリンピックで銅メダルを勝ち取ったがプロでは芽が出ず、11戦7勝4敗の戦績で引退、その後はボクシング・ジムの会長、西日本ボクシング協会会長などを務め、2004年に59歳で亡くなった。そんな、決してスターにはなれなかった一ボクサーの波乱の生涯を、娘・治子の視線で描いている。森岡を演じた武田真治の肉体美にまずは驚く。さらに迫真のボクシング・シーンは圧巻だ。その反面、引退後は子育てに戸惑う不器用なひとりの父親、そんなギャップをも演じ切った武田真治が素晴らしい。なお、本作の監督・森岡利行は森岡栄治の実の甥である。
 STAFF
監督・脚本:森岡利行(『問題のない私たち』『クラヤミノレクイエム REQUIEM of DARKNESS』)
 CAST
武田真治(『歌謡曲だよ、人生は』『嫌われ松子の一生』『御法度』)
藤本七海(『みづうみ』『ショコラの見た世界』)
広末涼子(『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』『WASABI』『鉄道員(ぽっぽや)』)
紺野まひる(『県庁の星』『調布空港』『マリンバアンサンブル』)
鈴木砂羽(『HERO』『力道山』『ウォーターボーイズ』)

2007年/日本
 イベント情報
◆1/26(土)『子猫の涙』の初日舞台挨拶がありました!
主演・森岡栄治役の武田真治さん、森岡栄治の娘・治子役の藤本七海さん、治子が通うバレエ教室の憧れの先輩・千夏役の黒川芽以さん、そして森岡利行監督にお越しいただき、撮影秘話など披露していただきました!

武田真治さんは、伝説のボクサーを演じる上でのプレッシャーもあったようで、
「森岡栄治さんをずっと見て来た実の甥である森岡監督と、どう作り上げたら良いのか悩みました。」とコメント。そして、台詞の言い回しが関西弁だったということで、
「関西弁は毎週1度TV番組の収録で聴いてるんですが、聞くのと、しゃべるのでは全然違うんです。」と熱く語っていました。

藤本七海ちゃんは、
「武田さんには『(撮影中)距離感があった』と言われたんですが、それは映画の設定だったんです。」とコメントすると、
「撮影中はほとんど口を利いてくれなかったんですが、それが役作りだったと聞いて、安心しました。」と、武田さん。七海ちゃんは森岡監督や黒川さんとはすごく仲良くしていたそうなのですが、武田さんとは距離を置いていたようです。

黒川芽以さんは
「治子と千夏が一緒にいるシーンでは、暖かい雰囲気がでればいいと思い、やらせていただきまいした。」と役作りで心がけていたポイントを語りました。

森岡利行監督は撮影を進める上で、
「武田さんと七海ちゃんには、すごく人物を理解をしてもらっていたので、すんなり演出をすることができました。」と2人を絶賛。
最後に監督より、
「スタッフとキャストと魂をこめて、満足できる映画ができました。いいと思った方はたくさんの人に宣伝していただいて、そうでなかった方は口をつぐんでください(笑)」
とメッセージをいただき、舞台挨拶を終えました。


出演:(写真 左から)森岡利行監督/武田真治/藤本七海/黒川芽以
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