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やじきた道中 てれすこ

弥次喜多コンビと売れっ子花魁が旅に出た。

時は太平。大阪で“てれすこ”と呼ばれる不思議な生物が捕獲され、人々の話題を集めていた。その頃、江戸、品川の遊郭「島崎」では、売れっ子花魁(おいらん)のお喜乃が、新粉細工職人の弥次さんに、本物そっくりの指を粉で作らせて、お客に「想いの深さを表す切り指」と偽って渡し、金をせしめていた。そんな中お喜乃は、沼津にいる病気の父に会うため、遊郭を抜け出し、一緒に逃げて欲しいと涙ながらに弥次さんに頼む。
 POINT
「東海道中膝栗毛」でお馴染みの、弥次さん、喜多さんの物語に、落語の人気演目「てれすこ」を取り入れた人情喜劇。花魁・お喜乃の手玉に取られた弥次さんが、喜多さんと三人で沼津まで下る珍道中だ。監督は、『愛を乞うひと』の平山秀行。平山監督は、『しゃべれどもしゃべれども』でも、落語を素材にしているが、「落語を取り入れた正統派の時代劇、王道の映画を作りたかった」とインタビューで語っている。主演は中村勘三郎、柄本明の芸達者な弥次・喜多コンビに、花魁役の小泉今日子。『転々』などで、本領を発揮し始めた小泉今日子だが、本作の花魁では女優として見事に開花。勘三郎、柄本の二人に引けをとらない演技を見せている。
 STAFF
監督:平山秀行(『しゃべれども しゃべれども』『OUT』『愛を乞う人』)
 CAST
中村勘三郎(『寝ずの番』『顔』『外科室』)
柄本明(『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』『日本沈没』『嫌われ松子の一生』)
小泉今日子(『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』『さくらん』『空中庭園』)
ラサール石井(『パッチギ! LOVE&PEACE』『ゲロッパ!』『通貨と金髪』)
間寛平(『ゲゲゲの鬼太郎』『スクール・ウォーズ/HERO』『明日があるさ THE MOVIE』)

2007年/日本
 イベント情報
◆11/10(土)『やじきた道中 てれすこ』の初日舞台挨拶がありました!
この日はあいにく小雨が降りしきりる中、たくさんの方にお越しいただき、場内は満員御礼で大賑わいとなりました。

有楽町での舞台挨拶を終え、その足で駆けつけていただいたのは、中村勘三郎さん、柄本明さん、小泉今日子さん、そして平山秀幸監督。撮影時のエピソードや作品の見所について、語っていただきました。

小泉今日子さんは
「私はもともと神奈川県出身なので、川崎にも思い入れがあります。昔はクラブチッタでもライブをしたこともあるんですよ。」と、川崎には愛着がある様子。
「日本の綺麗な風景がたくさんある作品なのでそんなところも観て欲しい。」と江戸時代の風景がたっぷりの本作をアピールしていました。

柄本明さんは、クランクイン直後に腰の手術をしたそうで
「1度目の退院直後は首吊りのシーン、2度目の退院の直後には酒乱のシーンの撮影を行いました・・・。そのシーンは笑っていただけると思います(苦笑)」と、痛々しい苦労話を笑顔で話していました。

中村勘三郎さんは、売れない歌舞伎役者 喜多さん役の柄本明さんが劇中で魅せた「歌舞伎」のシーンを見て
「あまりにレベルが高いんで、専門的なことを言ってダメ出しまでしてしまいました!」と、柄本明さんの演技を絶賛。
「僕ら弥次さん喜多さんと一緒に旅をして、温泉につかるような気持ちで観ていただけると思います。」と語りました。

そして最後に、平山監督は
「7~8年前に下北沢の居酒屋で勘三郎さんと柄本さんと飲みながら出てきた企画が、やっと実現しました。“てれすこ”とは何なのか、映画を観た人それぞれの中に生まれる“はんにゃもんにゃ”の正体不明の気持ちとでも言いましょうか。とにかく難しいことは考えずに、楽しんでいただけると思います!」とコメントすると、お客さまから盛大な拍手が沸き起こりました。

出演:(写真 左から)平山秀幸監督、中村勘三郎、小泉今日子、柄本明
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